大野亀

新潟県佐渡島北岸にある「大野亀」は、標高167メートルの一枚岩で出来た圧巻の観光スポットです。初夏には「トビシマカンゾウ」が咲き誇り、岩は鮮やかな黄色の花で覆われます。花の見頃となる毎年6月には、「佐渡カンゾウ祭り」開催。連日多くの観光客で賑わいます。佐渡島観光の際には、ぜひ大野亀を訪れ、日本海の美しい景色と黄色い花の絨毯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

佐渡島北岸にある「大野亀」は、透明度抜群の海が間近に見える景勝地としても有名です。真っ青な青い海とグレーの砂浜がコントラストを作り、息を呑む美しさです。また、近くに見える「二ツ亀」と呼ばれる島は、潮が満ちている間は離れ島になり、干潮時には島への砂の道が出現するという珍しい景色も見ることができます。ミシュラングリーンガイドにも登録されている佐渡の絶景を鑑賞しましょう。

大野亀は、プチ登山を楽しみたい観光客からも人気のスポットです。比較的歩きやすく整備された、トレッキングコースがあるため、体力に自信がある方は、岩の頂上まで歩いて上るのも良いでしょう。草花が茂った多いわからは、自然の雄大さを感じられます。山とは異なり高い樹木などは植えられていませんが、服装は歩きやすい服装で行くのをおすすめします。

「大野亀」の目の前にある「二ツ亀海水浴場」は、透き通るようなブルーの海が印象的な海水浴場です。「日本の快水浴場100選」にも選ばれるほどの美しさと快適さを兼ね備えた海水浴場は、大人から子供まで楽しめます。基本的に周辺に海の家はなく、海水浴グッズの貸出、販売などもないため、観光の際は持参するようにしましょう。

佐渡の秘境とも呼ばれる大野亀では、時間帯によって異なる景気を鑑賞できます。その中でも特におすすめなのが、夜になると広がる満点の星空です。太陽が沈み、暗くなるに連れて、空に見え始める星々は、街灯が少ない佐渡だからこその景色。夜は道も暗くなり、長時間の移動は大変なので、夜景を楽しむ場合は、周辺の宿泊施設に泊まるのが良いでしょう。